本園は日本福音ルーテル水俣教会により1929年に設立され、キリスト教の愛を幼児の心の中にはぐくむことを大切にしながら、教会を母体とした宗教法人『早蕨幼稚園』として教育にあたってきました。その後、1983年に学校法人水俣ルーテル学園『早蕨幼稚園』に改称します。
2015年11月に学校法人熊本ルーテル学園と合併し、熊本市の神水幼稚園、めぐみ幼稚園と姉妹園になります。
2016年4月に幼保連携型認定こども園に移行、学校法人熊本ルーテル学園認定こども園『さわらびこども園』となり、2021年には玉名ルーテル幼稚園も加わり、4つの認定こども園の学校法人となりました。2025年4月に園名を認定こども園『さわらび幼稚園』に変更しました。
| 利用区分 | 1号認定児 | 2号認定児 | 3号認定児 |
|---|---|---|---|
| 0歳 | - | - | 3名 |
| 1歳 | - | - | 6名 |
| 2歳 | - | - | |
| 3歳 | 3名 | 6名 | - |
| 4歳 | 2名 | 7名 | - |
| 5歳 | 1名 | 7名 | - |
| 計 | 6名 | 20名 | 9名 |
| 利用区分 | 0歳 | 1歳 | 2歳 | 3歳 | 4歳 | 5歳 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1号認定児 | - | - | - | 3名 | 2名 | 1名 | 6名 |
| 2号認定児 | - | - | - | 6名 | 7名 | 7名 | 20名 |
| 3号認定児 | 3名 | 6名 | - | - | - | 9名 | |
●学級編成
3歳以上の園児については教育課程に基づく教育を行うため、次のとおり学級を編制します。
・1学級の園児の数は35人以下を原則とする。
・各学級には専任の保育教諭を1人以上配置する。
神と人から愛され
健康で心豊かなこども
キリスト教の精神に基づき、ひとりひとりに与えられている能力や個性を大切にし、
それらを十分に発揮できる
主体性のある子どもを育てること。
神を敬い、人を愛し行動のできる子どもを育てること。
キリスト教精神に基づき、一人一人が「神に愛されている存在」であることを保育者とのかかわりの中で伝えます。
自分が愛され、大切にされていることを感じ、人生を生き抜く力を育てます。
自然や物、人との関わりを通して生まれる疑問や感性を大切にします。
発見したり、試したり、協力したりできる自由遊びの時間を大切にします。
海水浴やミカン狩りなど、地域の自然を身近に体験します。
園庭いっぱいの砂での遊びや季節ごとになる木の実を採って楽しみます。
園の畑では季節ごとに色々な野菜を育て、収穫し、調理して食べます。
小人数であるので、一人一人の思いを受け止める時間的・空間的ゆとりがあります。
園バスを利用して、地域の施設との交流や園外活動を体験します。
キリスト教保育に基づき、
「神に愛されている大切な存在」であることを
保育者の関わりを通して繰り返し伝えていきます。
「愛」は自分が愛されていることを体感し、知ることから始まります。
子どもが保育者との信頼関係の中で安心して過ごし、
「いのち」を大切にする豊かな心が育まれることを大切にしています。
本園は、1929年(昭和4年)ルーテル水俣教会付属幼稚園として設立いたしました。2029年には100周年を迎えます。
この長い歴史をつないでこれましたのは、保護者の方々をはじめとして数多くの卒業生や地域の方々のご理解やご支援の賜物と感謝しています。
キリスト教精神に基づいた「一人一人の子どもを大切にする教育」は今様の表現で言い表すなら「一人一人の個性を大切にすること」「自己肯定感を育てること」に通じます。
自分が愛されている存在であるという自己肯定感は幼児期にこそ育つものです。そして、この力こそ未来を生き抜く力です。
一時は多くの人口を擁した水俣市は現在人口減少が続いています。本園の園児数も最盛期に比べると減少しています。
だからこそ、より一層一人一人に寄り添そう家庭的な保育を心がけています。神様からいただいた命を精一杯輝かせ、生き抜ける人に成長なさることを願っています。幼い子どもに深い愛情をそそぎ、よりよい成長と幸せを願っておられる保護者の方々の心に寄り添いながら保育にあたっております。
今後とも「さわらび幼稚園」をよろしくお願いいたします。
学校法人熊本ルーテル学園 幼保連携型認定こども園
さわらび幼稚園 園長 牧野 惠子
1929年 (昭和4年)
幼稚園の設立:設立者緒方フミの実家から、養蚕のための小屋を移築した園舎(兼教会堂)で保育を開始。
1932年 (昭和7年)
第1回卒園式を挙行。
初代園長 大内 弘助 牧師(1931年~1937年)
第2代園長 川桐 新一 牧師(1937年~1939年)
第3代園長 妹尾 武夫 牧師(1939年~1945年)
第4代園長 長沼 三千夫 牧師(1945年~1947年)
1951年 (昭和26年)
熊本県から幼稚園として認可される。
第5代園長 坂根 利永 牧師(1947年~1957年)
1953年 (昭和28年)
『早蕨幼稚園』新園舎の落成式を挙行。
第6代園長 前田 貞一 牧師(1957年~1960年)
1958年 (昭和33年)
学校法人としての認可を受け、学校法人水俣ルーテル学園『早蕨幼稚園』となる。
第7代園長 萩原 重信 牧師(1960年~1961年)
第8代園長 野田 藤雄 牧師(1961年~1990年)
第9代園長 横田 弘行 牧師(1990年~1995年)
第10代園長 渡辺 真理恵1995年~1999年)
第11代園長 吉谷 正典 牧師(1999年~2014年)
第12代園長 田中 善一(2014年~2019年)
2015年 (平成27年)
学校法人熊本ルーテル学園と合併
6月 新園舎の建築に着工。
12月 新園舎の竣工。
2016年 (平成28年)
4月 幼保連携型認定こども園に移行、学校法人熊本ルーテル学園認定こども園『さわらびこども園』となる。
2018年 (平成30年)
4月 学童クラブ『さわらび学童クラブ』を開設する。
第13代園長 関 満能 牧師(2019年~2021年)
第14代園長 田中 善一(2021年~2022年)
第15代園長 牧野 惠子(2022年~現在に至る)
2025年 (令和7年)
4月 認定こども園『さわらび幼稚園』に園名変更。
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